転職エージェントに断られた公務員へ|4社全滅から転職できた実体験

公務員の転職

この記事は、転職エージェントに4社断られた元公務員が、そこからどうやって転職を成功させたかを書いた実体験の記録です。

「あなたに紹介できる求人がありません」

転職エージェントからこう言われて、落ち込んでいませんか。わたしも全く同じことを言われました。それも、4社連続で。

でも結論から言うと、エージェントに断られても転職はできます。実際にわたしも長年勤めた公務員を辞めて、いま民間企業で働いています。

この記事では、断られた理由の正体と、断られたあとに実際にやって効果があった方法を、順番にお伝えします。

転職エージェントに4社断られた話

わたしが転職活動を始めたのは、公務員として17年働いたあとでした。

「まずはエージェントに登録すれば、プロが求人を紹介してくれるはず」と思って、大手を中心に4社へ申し込みました。

結果は全滅。返ってきたのは、ほぼ同じ文面のお断りメールでした。

「ご経歴を拝見しましたが、現時点でご紹介できる求人がございません」

正直、かなりこたえました。「やっぱり公務員は民間では通用しないんだ」「17年間の経験は無価値なのか」と、一度は転職自体を諦めかけました。

断られる理由は「あなたの価値」とは関係ない

なぜ転職エージェントは公務員を断るのか?

転職エージェントのビジネスモデル
企業から成功報酬をもらう仕組み
そのため紹介できるのは
「すぐ採用される即戦力」だけ
民間未経験の公務員は
「採用リスクあり」と判断されやすい
「紹介できる求人がありません」と断られる
あなたの価値とは無関係。エージェント側の都合です

あとから分かったことですが、エージェントに断られるのは「あなたが市場価値ゼロだから」ではありません。

転職エージェントは、企業に人材を紹介して成功報酬をもらうビジネスです。つまり「いま手元にある求人にマッチングしやすい人」を優先する仕組みになっています。

  • 公務員からの転職者を扱った実績が少ない
  • 職務経歴を民間の求人にどう当てはめるかノウハウがない
  • 年齢と未経験職種の組み合わせで機械的に弾かれる

要するに、エージェント側の都合です。あなたがこれまで積み上げてきた経験の価値が否定されたわけではありません。ここを混同すると、必要以上に自信を失ってしまいます。

断られたあとに実際にやった3つのこと

①転職サイトで自分で求人を探した

エージェントがダメなら自分で探すしかない、とマイナビ転職などの転職サイトで直接応募に切り替えました。

エージェント経由と違って、書類の段階で「公務員だから」と機械的に弾かれることが減り、面接まで進めるようになりました。

②同じ境遇の人に相談した

転職活動で一番効いたのはこれでした。リベシティのスキルマーケットで転職サポートのプロに依頼し、履歴書・職務経歴書の作成から面接対策まで伴走してもらいました。さらに別で、同じように公務員を辞めた人にも直接相談したんです。

同じ境遇だからこそわかる「転職活動でしんどかったこと」「書類でこう書いたら通った」という話は、プロのアドバイスとはまた違う温度感で参考になりました。

そうした繋がりの中で紹介してもらったエージェントを通じて、最終的にいまの会社への転職が決まりました。

③経歴を「民間の言葉」に翻訳し直した

断られ続けた原因のひとつは、職務経歴書が「警察の言葉」のままだったことでした。

  • 「職務質問」→「初対面の相手と短時間で信頼関係を築く対話力」
  • 「現場対応」→「突発的なトラブルへの即時判断・対応力」
  • 「書類送致」→「正確性が求められる文書作成・期限管理能力」

同じ経験でも、伝え方を変えるだけで書類の通過率は目に見えて変わりました。

書類が通ったあと:面接で必ず聞かれた質問

書類が通るようになると、次は面接です。そしてどの会社でも、必ず同じことを聞かれました。

「なぜ、安定した公務員を辞めてまで転職するんですか?」

この質問への答えが、面接のすべてを決めると言っていいと思います。

最初のころのわたしは、うまく答えられませんでした。本音(組織への不満や閉塞感)をそのまま話すわけにはいかない。かといって、取り繕った答えは面接官に見抜かれます。

正解は「不満」ではなく「選択」として語ること

試行錯誤の末にたどり着いたのは、同じ事実でも光の当て方を変えるという方法でした。

  • 「辞めたい」ではなく → 「こういう働き方がしたい」
  • 「あの組織が嫌だ」ではなく → 「御社のこういう部分に魅力を感じる」
  • 「もう限界だった」ではなく → 「自分で選んだ道で力を発揮したい」

嘘をつくわけではありません。後ろ向きの脱出ではなく、前向きな選択として語るだけです。事実は同じでも、面接官に伝わる印象はまったく変わります。

この答え方に切り替えてから、面接の空気が明らかに変わりました。

1社に断られても、それで終わりではありません。エージェントによって紹介できる求人はまったく違います。まずは他のエージェントにも話を聞いてみるのがおすすめです。
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これから動く人へ:エージェントとの付き合い方

誤解しないでほしいのですが、転職エージェント自体が悪いわけではありません。「どこに登録するか」と「断られたときにどう動くか」が大事なだけです。

  • 大手1〜2社+自分の業界に強い特化型1〜2社に分けて登録する
  • 1社に断られても「相性の問題」と割り切って次へ行く
  • エージェントと並行して、転職サイトでの直接応募も進める
  • 同じ境遇から転職した人の話を聞ける場所を探す

まとめ:断られても、道はちゃんとある

断られた後にやるべき3つのこと

STEP 1
転職サイトで直接応募する

エージェント不要。企業に直接応募すれば書類審査から始められる。

STEP 2
同じ境遇を経験した人に相談する

プロより温度感が近い。「自分はこう書いたら通った」という実体験が役立つ。

STEP 3
経歴を「民間の言葉」に翻訳する

「職務質問」→「対話力」のように言い換えるだけで書類通過率が変わる。

転職エージェントに断られると、自分の人生ごと否定されたような気持ちになります。わたしもそうでした。

  • 断られるのはエージェント側の都合。あなたの価値とは別の話
  • 転職サイトの直接応募なら面接まで進める
  • 同じ境遇から転職した人の話が一番役に立つ
  • 経歴は「民間の言葉」に翻訳すると通過率が変わる

4社に断られたわたしでも、動き続けたら転職できました。いま断られて落ち込んでいる方も、どうか「終わり」だと思わないでください。
誰かに寄り添えることができたら嬉しいです。

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