ジュニアNISA終了後どうする?2年間を特定口座で運用した実体験

ジュニアNISA終了後どうする?子ども名義の特定口座で資産形成する方法 資産運用

【2026年8月更新】この記事は2022年にジュニアNISA口座を開設した際の手順を記録したものです。

ジュニアNISAは2023年末で新規の口座開設・買付が終了しました。そのため、これから新しく始めることはできません。

そこでこの記事では、まず「ジュニアNISA終了後、我が家が実際にどうしたか」を書きます。当時の口座開設手順は、記録として記事の後半に残しています。

ジュニアNISA終了後、我が家がやったこと

① ジュニアNISA口座は、そのまま残しました

制度は終了しましたが、すでに買った分は非課税のまま運用を続けられます。解約する必要はありません。

我が家も、ジュニアNISAで積み立てた分はそのまま置いています。子どもが18歳になるまで、非課税で寝かせておくイメージです。

② 新しく買う分は「子ども名義の特定口座」にしました

ここが我が家の判断で、少し珍しいかもしれません。

ジュニアNISA終了後、多くの家庭は「親の新NISA枠で子どもの分もまとめて運用する」という方法を選びます。非課税になるので、税金だけを考えればそちらが有利です。

それでも我が家は、あえて子ども名義の特定口座(課税口座)で分けて運用しています。

なぜ、税金で不利な特定口座を選んだのか

理由は2つあります。

1つ目は、資産をきれいに分けられること。

親の口座に混ぜてしまうと、「どこまでが子どものお金か」が曖昧になります。子ども名義で分けておけば、金額も、いつ何を買ったかも、はっきり残ります。渡すときに迷いません。

2つ目は、金融教育のためです。

これが一番大きい理由でした。

子ども自身の名義で口座があると、「これはあなたのお金だよ」と実物を見せながら話ができます。自分の名前の口座で、自分のお金が増えたり減ったりするのを見る経験は、口で説明するより何倍も伝わると思っています。

私は17年間公務員として働いてきて、恥ずかしい話ですが、お金の勉強を本格的に始めたのは30代後半でした。家計を把握していなかったことが、転職の決断を10年遅らせた一因でもあります。

だからこそ、子どもには早いうちから「お金は増える/減る」「長期で持つとどうなるか」を体感してほしい。非課税のメリットより、その経験の方が価値があると判断しました。

③ 買っているのは、オルカンとS&P500の2本だけ

銘柄はシンプルにしています。

  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)=通称オルカン
  • S&P500連動のインデックスファンド

この2本だけです。凝ったことはしていません。

子どもが将来受け取るまで15年以上あるので、値動きを気にせず積み立てるだけ。むしろシンプルな方が、子どもに説明しやすいという利点もあります。

注意:贈与税のこと

子ども名義の口座にお金を入れる場合、年間110万円を超えると贈与税の対象になります。我が家は、この範囲内で積み立てています。

また、子ども名義でも実質的に親が管理していると「名義預金」とみなされる場合があります。心配な方は税務署や税理士に確認してください。

2027年から「こどもNISA」が始まります

ここまで「特定口座で運用している」と書いてきましたが、実はこの状況は2027年に変わる予定です。

2027年1月から「こどもNISA」という新しい非課税制度が始まる見込みだからです。

こどもNISAの内容(2026年8月時点の予定)

  • 対象年齢:0〜17歳
  • 年間投資枠:60万円
  • 生涯投資枠:子ども1人あたり600万円
  • 非課税期間:無期限
  • 18歳になったら:自動的に大人のNISA(つみたて投資枠)へ移行

ジュニアNISAは「非課税期間が最長5年」「18歳まで引き出せない」という制限がありましたが、こどもNISAはどちらも解消される見込みです。かなり使いやすくなります。

我が家は、こどもNISAが始まったら活用します

今は特定口座で運用していますが、制度が始まったら、そちらに切り替えるつもりです。

理由はシンプルで、非課税になるからです。

私が特定口座を選んだのは「子ども名義で分けたい」「金融教育に使いたい」という理由でした。こどもNISAも子ども名義の口座なので、この2つの目的はそのまま達成できます。そのうえ非課税になるなら、選ばない理由がありません。

つまり我が家の方針はこうなります。

  • ジュニアNISA分:そのまま非課税で運用継続
  • 2026年まで:子ども名義の特定口座で積み立て
  • 2027年〜:こどもNISAに切り替えて非課税で積み立て

これから子どもの資産形成を始める方は、2027年まで待つのも一つの選択です。ただ「早く始めた分だけ運用期間が長くなる」のも事実なので、私は待たずに特定口座で始めました。数年の差は、20年後に効いてくると思っています。

※こどもNISAの詳細は今後変更される可能性があります。最新情報は証券会社や金融庁の発表をご確認ください。

【記録】2022年当時のジュニアNISA口座開設手順

ここから下は、2022年にジュニアNISA口座を開設したときの記録です。現在は新規開設できませんが、当時の流れの参考として残しておきます。

ネットでの申し込み方法

  • まずはじめにジュニアNISA口座のネット申し込みをします。
  • SBI証券のサイトを開き、「ジュニアNISA口座の書類請求はこちら」をクリック。
ジュニアNISA SBI証券のサイトを開き、「ジュニアNISA口座の書類請求はこちら」をクリック。
  • 「未成年口座・ジュニアNISA口座の同時申込ジュニアNISA資料請求はこちら」をクリック。
ジュニアNISA 口座・ジュニアNISA口座の同時申込ジュニアNISA資料請求はこちら」をクリック。
  • 画面が変わるので、「お申し込み画面へ」をクリック。
ジュニアNISA 画面が変わるので、「お申し込み画面へ」をクリック。
  • 未婚
  • 子どもの生年月日
  • 取引主体は親権者

にチェック入れて次に進む。

ジュニアNISA 未婚 子どもの生年月日 取引主体は親権者 にチェック入れて次に進む。
  • 「次へ」をクリック。
ジュニアNISA 「次へ」をクリック。
  • 子どもの情報を入力していく。
ジュニアNISA 子どもの情報を入力していく。
ジュニアNISA ネットでの申し込み方法 7
  • 開設する(源泉徴収あり)
  • ジュニアNISAを申し込む
  • 特定口座(源泉徴収あり)

にチェックし、次に進む。

  • 画面下までスクロールし、「次へ」をクリック。
ジュニアNISA 画面下までスクロールし、「次へ」をクリック。
ジュニアNISA ネットでの申し込み方法 9
  • 子ども名義の銀行口座を設定していく。
ジュニアNISA 子ども名義の銀行口座を設定していく。
  • 株式数比例配分方式にチェックを入れる。
  • 配当金を非課税で受け取るためには「株式比例分配方式」を選択しておく必要があるので注意。
  • 画面を下にスクロールし、「次へ」をクリック。
ジュニアNISA 画面を下にスクロールし、「次へ」をクリック。
ジュニアNISA ネットでの申し込み方法 12
ジュニアNISA ネットでの申し込み方法 13
  • 申し込み内容に間違いがなければ、「この内容で未成年口座を申し込む」をクリック。
ジュニアNISA 申し込み内容に間違いがなければ、「この内容で未成年口座を申し込む」をクリック。
  • ここまで終われば、後日自宅に資料が届くのを待ちます。

確認書類などの返送

  • ネットでの口座申し込みが終われば、後日SBI証券から書類が送られてきます。
ジュニアNISA の返送 ネットでの口座申し込みが終われば、後日SBI証券から書類が送られてきます。
  • 「未成年口座開設及び取引に関する申込書」を記載する。
  • 両親の署名が必須で、父母のそれぞれが押印して書類を完成させる。
ジュニアNISA 両親の署名が必須で、父母のそれぞれが押印して書類を完成させる。

記入する2つ目の書類は「お客さまのご登録情報等のご確認」です。

①書類の記入日を記載する。

②口座開設する子どもの氏名を記載する。(子どもの氏名を署名した横に、親の署名も必要)

電話番号を記載する。(親の電話番号でよい)

③子どもの職業、国籍を記載する。(職業:無職、国籍:日本となるのが一般的)

  • 「証券総合サービス申込書兼NISA口座申込書」を記載していく。
ジュニアNISA となるのが一般的) 「証券総合サービス申込書兼NISA口座申込書」を記載していく。
  • この書類は、あらかじめ記載せれているので、記入日と子どもの氏名のみ記載すれば完了です。
  • すべての書類が整えば、返信用封筒で返信する。
ジュニアNISA すべての書類が整えば、返信用封筒で返信する。
  • ここまでで、口座開設の申請手続きは終了です。
ジュニアNISA ここまでで、口座開設の申請手続きは終了です。
  • この後STEP3とSTEP4は、SBI証券側で手続きを進めてくれますので、連絡を待ちましょう。

まとめ

今回はSBI証券のジュニア口座の開設について画像を交えて紹介しました。

ジュニアNISAは2023年末で終了しましたが、すでに保有している分は非課税で運用を続けられます。制度が終わったからといって、慌てて売る必要はありません。

これから子どもの資産形成を始める方は、記事の前半で書いたように「親の新NISA枠でまとめる」か「子ども名義の特定口座で分ける」かを、ご家庭の方針に合わせて選んでみてください。

ありがとうございました。


▶ 子ども名義の銀行口座については、こちらにまとめました:楽天銀行の子ども口座は0歳から|実際に作った手順と2025年12月の書類変更

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